「初ガツオ(初鰹,はつがつお)」ニュース - 活気づく春の漁港

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活気づく春の漁港 紀南地方でカツオ、シラスの水揚げ始まる(和歌山)
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紀南地方に春の訪れを告げるシラス漁とカツオ漁が始まった。水揚げはともにまずまずで、関係者は今後に期待を寄せている。

シラス漁 田辺湾と周辺

田辺湾やその周辺ではシラス漁が始まっている。出漁しているのは和歌山南漁協の芳養連絡所(田辺市)と湊浦支所(同)、紀州日高漁協南部町支所(みなべ町)。

芳養連絡所からは4船団が出漁しており、1日2、3トンの水揚げがある。3月上旬から捕れ始め、10日から本格化したという。いま捕れているのはヒラゴイワシ(マイワシ)のシラス。船団ごとに1日3回に分けて水揚げを行い、多い時は1回で500キロほどある。

シラスは鮮度が命。船着き場に漁船が横付けされると、連絡を受けた田辺市やみなべ町などの加工業者が買い付けに駆けつける。漁船から手早く水揚げされたシラスは、すぐさま競りに掛けられ加工場に運ばれる。

漁師は「全長約2センチと小さめだが質的にはまずまず。今後、マイワシが落ち着いてくれば値段の良いカタクチイワシのシラスが捕れるようになる。今年は豊漁年のような傾向を示しているので、5月ごろまでこのペースで続いてくれれば」と期待している。

県水産試験場によると、同連絡所でのシラスの水揚げは、1995年に216トンあり、その後徐々に減少して2000年に93トンまで落ち込んだ。01年は228トンと豊漁だったが、その後は再び減少。06年は116トン、07年は57トンだった。

カツオ漁 すさみ漁港

ケンケンかつおのブランド化に取り組むすさみ町のすさみ漁港では12日、2・9トンの初ガツオの水揚げがあり、仲買人らで活気づいた。和歌山南漁協すさみ支所によると、この時期としては水揚げ量も価格も例年並みという。

ケンケンかつおは引き縄一本釣りのケンケン漁で釣り上げられたカツオで、すぐに沖で氷締めされるため、新鮮と評判が高い。

今年も例年通り2月下旬から少しずつ捕れ始めた。まだ量が少なく、多い日で3トンだが、漁場が近づく4?5月の最盛期には10?15トンの水揚げがある。

この時期は、漁場がすさみ町沖80キロ以上と遠いため、沖で1泊して操業を続ける「沖止め」の漁船も多いが、漁港ではその日に釣ったカツオと前日のものとが分けて競りに出される。価格は、3?4キロで1キロ当たり例年並みの2500?3500円。主に京阪神の市場に送られる。

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