カツオの漁場予報へ 海流予測システム活用(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000001-agara-l30
2カ月先まで黒潮の流れがシミュレーションできる海洋研究開発機構(JAMSTEC)=本部・神奈川県=の海流予測システム「JCOPE2」を使い、県水産試験場(串本町)が4月からカツオの漁場予報に使用できるかどうかの実地調査を始める。
関係者は「漁場を長期予報することができれば計画的な出漁ができ、経費削減につながる」と期待している。このシステムはシラス漁の予測にも応用できるという。
「JCOPE2」は、地球深部探査船「ちきゅう」を熊野灘沖で安定させるために開発された。人工衛星の情報や過去の潮流データなどを基に海流の細部までシミュレーション解析している。
カツオやマグロは昔から、黒潮の南北の両縁や本流内に現れる渦の境目(潮目)に多く集まると言われる。シミュレーションした潮目と漁場が一致するかどうか、実際に船釣りしたり、漁師から聞き取り調査したりしながら検証していく。
将来的には、太平洋沿岸の1都5県の研究機関で共同開発した海の天気図「高精度海況日報」や県の「カツオ漁場探索マップ」などと組み合わせ、さらに精度を上げたカツオの漁場予報づくりを目指したいという。
県水産試験場は「漁師が漁場を探さず直線的に行くことができる。黒潮の大蛇行や、冷水塊の成長も読みやすくなるはず」と話している。
シラスについては、海流予測システムを使って産卵海域から流されてきたシラスがどれだけ田辺湾に入り、どれだけ紀伊水道を北上するかを予測する。
毎月1 回行っている産卵海域調査の結果と合わせることで、大まかな漁獲量も分かってくる。そうなれば加工準備がスムーズにでき、良質な釜揚げシラスを作ることもできるという。今後、さらに産卵海域調査の回数を増やし、精度を上げたいという。
県産シラスは年間約20億円の水揚げがあり、県ブランドの釜揚げシラスとして販売するなど加工品なども含めると100億円産業といわれている。カツオ漁などとともに県の重要な漁業の一つになっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080313-00000001-agara-l30
2カ月先まで黒潮の流れがシミュレーションできる海洋研究開発機構(JAMSTEC)=本部・神奈川県=の海流予測システム「JCOPE2」を使い、県水産試験場(串本町)が4月からカツオの漁場予報に使用できるかどうかの実地調査を始める。
関係者は「漁場を長期予報することができれば計画的な出漁ができ、経費削減につながる」と期待している。このシステムはシラス漁の予測にも応用できるという。
「JCOPE2」は、地球深部探査船「ちきゅう」を熊野灘沖で安定させるために開発された。人工衛星の情報や過去の潮流データなどを基に海流の細部までシミュレーション解析している。
カツオやマグロは昔から、黒潮の南北の両縁や本流内に現れる渦の境目(潮目)に多く集まると言われる。シミュレーションした潮目と漁場が一致するかどうか、実際に船釣りしたり、漁師から聞き取り調査したりしながら検証していく。
将来的には、太平洋沿岸の1都5県の研究機関で共同開発した海の天気図「高精度海況日報」や県の「カツオ漁場探索マップ」などと組み合わせ、さらに精度を上げたカツオの漁場予報づくりを目指したいという。
県水産試験場は「漁師が漁場を探さず直線的に行くことができる。黒潮の大蛇行や、冷水塊の成長も読みやすくなるはず」と話している。
シラスについては、海流予測システムを使って産卵海域から流されてきたシラスがどれだけ田辺湾に入り、どれだけ紀伊水道を北上するかを予測する。
毎月1 回行っている産卵海域調査の結果と合わせることで、大まかな漁獲量も分かってくる。そうなれば加工準備がスムーズにでき、良質な釜揚げシラスを作ることもできるという。今後、さらに産卵海域調査の回数を増やし、精度を上げたいという。
県産シラスは年間約20億円の水揚げがあり、県ブランドの釜揚げシラスとして販売するなど加工品なども含めると100億円産業といわれている。カツオ漁などとともに県の重要な漁業の一つになっている。